山梨県甲府駅から歩いて行けるサドヤワイナリー見学は試飲ができてデートにおすすめ

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アルゼンチンとニュージーランドのワイナリーに行ったことをブログに書いたら、2016年に山梨県甲府市のサドヤワイナリーに行ったことを思い出した。

サドヤワイナリーは大正6年(1917年)に創業した国内ワイナリーで、今年でちょうど創業100周年。

ワインツアーではワインの作り方の説明を受けたり、ワインを貯蔵している地下倉庫を見せてもらえたり、ワインのテイスティングができてとても楽しかった。

なので、甲府市におでかけするときのデートスポットとしておすすめできる。

そこで今回は、甲府市のサドヤワイナリーを見学した様子を紹介しよう。

 

 

目次

甲府市のサドヤワイナリー

まずはかんたんに、山梨県甲府市のサドヤワイナリーのことを説明しよう。

 

サドヤはもともと油屋を営んでいて、洋酒屋に転業。

そして、その後ワイン醸造を始めたそうだ。

1909年(明治42年)江戸時代より続く「油」佐渡屋を、洋酒 ビールなどの代理店「サドヤ洋酒店」に転業しました。

1917年(大正6年)、サドヤ洋酒店を営んでいた6代目今井精三が、ワイン醸造販売を手がけるサドヤを創業しました。

引用元:サドヤの歴史

ちょうど甲府市に行く用事があったので、サドヤワイナリーに行くことにした。

日本国内のワイナリーでは、長野県小布施町の小布施ワイナリーと長野県須坂市の楠ワイナリーに行ったことがある。

海外だとチリのコンチャ・イ・トロとアルゼンチンのメンドーサ地区とニュージーランドのワイヘキ島のワイナリーを見学した。

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サドヤワイナリーの見学ツアーに参加

ぼくがサドヤワイナリーの見学したのは、2016年。

南米縦断の旅から日本へ帰国し、アフリカのケニアへ赴任するまでの間の期間。

こちらがサドヤワイナリーがある、山梨県甲府市。

甲府城越しに富士山が綺麗に見えている。

 

クリハラ氏とデート

サドヤワイナリーには、工芸作家兼フォトライターのクリハラさん(@kurit3)と一緒に行った。

クリハラ氏は「植物目線のライフスタイルマガジン 私的植物生活概論」を運営している方。

 

花の撮影に夢中になっているクリハラ氏。

 

JR甲府駅から徒歩10分

サドヤワイナリー(サドヤ醸造場)までは、JR甲府駅から徒歩10分ほどで着く。

ワイナリーではテイスティングもできるので、車で行くよりも電車で行くのがおすすめ。

 

ワイナリーウエディングもできる

こちらがサドヤワイナリーの建物。

なんと、チャペルがあるので「ワイナリーウエディング」もできるそう。

ワインの香りに包まれた結婚式なんて、超楽しそう。

庭にはブドウの木も植えてあった。

訪問したのが冬だったのでブドウの木は冬眠状態。

ワインショップに行けば、サドヤワイナリーのワインを購入することができる。

ワイナリー見学ツアーの申し込みもワインショップでできる。

 

 

ワイナリーの見学は予約しよう

ワイナリーの見学は一日4回なので、時間に注意して行こう。

事前に予約をするのが吉(ぼくらは飛び込みだったけど)。

見学実施時間(定員20名・各回40分程度)
【午前】10:00~、11:00~
【午後】13:00~、14:00~、15:00~、16:00~
※満員の場合は、次の回までお待ち頂く事になります。

料金
お一人様500円(中学生以下無料)

引用元:サドヤワイナリー案内

ワインショップで参加費の500円を払ったら、さっそくツアー開始。

今回はぼくたち二人と一組のカップルの合計4名を、ガイドさんが案内してくれた。

 

ワインの地下倉庫を見学

まずは、ワインを保管してある地下倉庫へ。

階段を降りて行くと、そこには怪しげな地下室が。

ここには年代ごとにビンテージワインが瓶の状態で保管されている。

この写真を見て、カツセさんの記事を思い出した人もいるのではないだろうか?

この記事では、北海道池田町にある「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」を訪問して、1960年台のビンテージワインやプライベートなワインロッカーを紹介している。

 

サドヤワイナリーには、最も古いもので1955年のワインが今でも眠っていて、会社の歴史の深さを感じた。

 

白ワインと赤ワインの作り方を教わる

次に、白ワインと赤ワインの作り方の違いを教わる。

白と赤はブドウの品種も違うけど、違いはそれだけではない。

製造方法にも違いがあり、かんたんにいうと白ワインは発酵前に皮を取り除き、赤ワインは皮ごと発酵させる。

そんな感じにワイン造りの基礎を教えてもらえる。

サドヤワイナリーの特徴は、瓶詰めしてから長期熟成させること。

通常の安いワインは製造してすぐに販売されるし、高級ワインは樽の中で数年間熟成させる。

しかし、サドヤワイナリーでは瓶に入れた状態で数年間保管して、それから販売するワインがあるそうだ。

 

ワイン造りのレトロな機械

昔、ワイン造りのために使っていたレトロな機械が展示されていて、使い方を教えてもらった。

これはブドウを上から入れて、果実と果皮を分ける道具。

木箱の底にある車輪でブドウを潰して、果肉と果皮を分けるそうだ。

もちろん今では機械化されているので、この道具はもう使っていない。

こちらは先ほど分けた果肉を絞って、果汁を取り出す機械。

この機械は世界中のワイナリーでよく見る。

上から圧をかけると、板の隙間から果汁が絞り出せる仕組み。

このブドウ果汁を集めて、発酵させてワインを作る。

 

ワインの発酵タンク

集められたブドウ果汁は発酵タンクで発酵させられる。

サドヤワイナリーのタンクは地下にあり、気温の影響を受けにくくなっている。

中はタイルではなく、ガラス張り。

地下室の外から見るとこんな感じ。

まるで焼却炉のような小さな小窓が開いている。

掃除をするときにはこの小窓から中に入って、掃除をしたそうだ。

発酵したワインは、低価格帯のものはそのまま瓶詰めされて販売され、高価格帯のものは樽に詰められて熟成させる。

以前のワイン樽は使用済みのウイスキー樽が使われたそうで、海外から輸入されて一個数万円したそうだ。

ワイン樽が並ぶワイン倉庫

こちらが現在のワイン倉庫。

ワイン樽と瓶詰めワインが並んでいた。

こちらがワインが入った樽。

すべて「番号」で管理されている。

ワインは空気と触れると劣化してしまうので、上の蓋から気化した分を少しずつ足しながら熟成させる。

ウイスキーの熟成方法も同じでこの目減り分は「天使の分け前」と呼ばれている。

ウイスキー工場の樽倉庫に入ると、酔っ払いそうになるくらいウイスキー臭が充満しているので、酒好きはぜひ行ってみよう!

 

3種類のワインのテイスティング

この倉庫の中で、3種類のワインのテイスティングをした。

白ワインが一種類と、赤ワインが二種類。

テイスティングのコツも教えてもらえたので、知りたい人はこちらの記事を読んでほしい。

参考:【保存版】ワイン初心者のための勉強法!白ワインと赤ワインの製造方法、ブドウ品種の特徴、海外の有名産地、保存温度、マリアージュ

赤ワインは渋みとエグミが強くて、ぼくはあまり好みではなかった。

サドヤワイナリーではこの三種類以外にもたくさんワインを扱っているので、他のワインもぜひ試してみたい。

 

ワインショップで解散

最後にワインショップに戻ってきて、販売されているワインの説明を受けて、見学ツアーは終了。

今回は旅行の途中だったのでワインは買わなかったけど、お土産にワインを一本買うのもいいと思う。

ツアーは30分位で終わったし参加費もたった500円なので、甲府市でちょっと暇な人やデート先としておすすめしたい。

 

まとめ

今回は山梨県甲府市のサドヤワイナリーの見学ツアーを紹介した。

ワインが好きな人ならもちろん楽しめるし、ワインが好きでない人でも興味を持つきっかけになると思う。

ぜひ、ワイナリーデートに出かけてみてほしい!

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