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栄養改善のために開催したツルムラサキお料理教室に意外な参加者が!?

      2014/07/27


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ツルムラサキお料理教室

今週の月曜日に、以前から準備していたツルムラサキお料理教室をついに開催した。

山奥の村で開催予定の「ツルムラサキお料理教室」のデモをした。|JIBURi.com

お料理教室の準備のために日曜日から村に行ったのだが、それはそれだけお料理教室を成功させたかったからだ。

ぼくは青年海外協力隊の野菜栽培隊員としてプロジェクトに派遣されたが、そのプロジェクトの目的は農業改善ではなく子供の栄養改善である。

恩師から教わった「農業のために農業があるんじゃない、人のために農業があるんだ」という言葉を胸に、農業を目的ではなく「手段」と考えた活動計画を立てた。

お料理教室は、その活動計画の集大成とも言える活動である。

家でツルムラサキオムレツのデモをしたり気合を入れて準備をしたが、気合が入っているだけに「失敗したらどうしよう…」という不安も抱えていた。

もしかしたら、誰も参加者が来ないのではないか?

もしかしたら、オムレツの味を気に入ってもらえないのでは?

そんなことを考えてしまい、日曜日の夜は全く眠れなかった。

 

オムレツの実演

月曜日の朝、お料理教室の会場である学校菜園の小屋に行くと、そこには参加者のお母さんたちの姿があった。

まずは一安心。

一緒に農作業すること4時間。

お腹がペコペコになったところで、ツルムラサキお料理教室が始まった。

まずは目的の説明。

ちょうど子供が風邪をひいているお母さんがいたので、「子供が風邪をひきやすいのは、ビタミン不足のせいだよ。野菜を食べるとビタミン不足を防げるよ」と野菜を食べる利点を伝える。

今回のメニューは「ツルムラサキとトマトのオムレツ」。

材料はツルムラサキ、トマト、卵、塩、油の5つだけ。

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ホームステイ先のママからは「バターと牛乳とチーズとハムを入れた方が美味しいわよ!」と勧められたが、それらの材料を彼女たちは持っていないので使わないことにした。

あくまでもプロジェクトからの物品提供なしで、彼女たちの食生活に使ってもらえるメニューを考えた。

まずはぼくがオムレツを作って見せる。

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そしてそのオムレツを切り分けて、お母さんたちに試食してもらう。

この瞬間は本当に緊張した。

彼女たちの反応を伺うと、まずまずと言ったところだ。

しかしオムレツを食べ終わると「終わったから帰りましょ」と言い出した。

慌てて呼び止めて、全員一人ずつオムレツを作るように伝える。

料理は見ただけでは覚えない。

まずは作っているところを見てもらい、次に食べてもらい、そして最後は実際に作ってもらう必要があると思った。

 

一人一個の実習会

一人一個ずつオムレツを作ってもらう。

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彼女たちの調理を観察していると、ぼくと調理の仕方が少し違うに気が付いた。

お母さんたちはミニトマトの種を捨てている。

トマトの種は食べないようだ。

また卵の殻の割り方も違っていて、包丁の背で卵の殻を一周叩いて切るようにして割っていた。

そして、一人一個ずつ完成。

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彼女たちもオムレツはよく作るが、そこに野菜を入れることは決してないと言う。

そろそろお料理教室も終わりにしようかと思っていると、意外な来客が現れた。

 

子供シェフの登場

子供たちである。

学校からは15分ほど離れているところでお料理教室をやっていたが、どうやらお料理教室をやっていると母親から聞きつけてやって来たらしい。

「料理はできる?」と子供たちに聞いてみるが、「できない…やったことない。でもオムレツ食べたい」と言う。

「じゃあ、いつやるの?今でしょ!!」という最近ようやくパナマで流行り始めた最新のギャグを一発かまして、6歳の女の子に調理を教える。

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男の子たちもちょっとだけ手伝ってくれた。

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完成したオムレツはみんなでちょっとずつ分けて食べる。

先輩隊員曰く「みんなで分け合う」それがパナマの文化だそうだ。

恐る恐る子供たちに野菜入りのオムレツの感想を聞いてみる。

もし子供が美味しくないと言ったら、もうお母さんたちはオムレツに野菜を入れようとしないだろう。

「どう?美味しかった?まぁまぁ?それとも不味い?」

 

 

 

 

 

 

「美味しい!」

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その言葉を聞いた瞬間に農作業の疲れとか不安とか眠れなかった眠気とか空腹感とか、もう全部が一瞬で吹き飛んだ。

「お料理教室を開いて良かったぁ」と思った。

 

閉会の言葉

無事にお料理教室も閉会に向かっていた。

ぼくはテンションが上がっていて、パナマで最新のあの名言をドヤ顔で放った。

「オムレツの材料は全部持っているよね?」

「作り方はもう覚えたよね?」

「子供ももっと食べたいと言ってるよね?」

「じゃあ、いつ作るの?今夜でしょ!!」

カッコイイ閉会の言葉が決まったかに見えたが、お母さんたちの反応は冷静だった。

「オムレツは朝の食べ物だから、明日の朝食に作るわ」

それでも明日作ってくれるという言葉が嬉しかった。

 

お料理教室のフィールドバック

お料理教室を開催するまでは不安だったけど、終わってみれば大成功だったと思う。

あとは来月に野菜の消費頻度のアンケート調査を行うときに、お料理教室についても聞き取り調査を行いフィールドバックをもらう予定である。

今のところツルムラサキ料理のレパートリーがオムレツの一つだけなので、ツルムラサキ入りのパンなどのお料理教室も行いレパートリーを増やしたい。

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

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VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【フォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

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