JIBURi.com

宮﨑大輔が青年海外協力隊・海外旅行・ライフハック・農業技術・ノマドライフ・一眼レフ撮影を紹介します

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事

無電化村の学校で「サバイバル独り暮らし」をしてきました。

      2015/04/29


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

11回目の滞在調査

4月28日から5月2日までの一週間、山奥の無電化村に滞在した。

この無電化村に滞在するのはこれで6回目で、他の集落も合わせると11回目だ。

滞在調査にも慣れてきて、何を持って行けばいいか、何をすればいいかはもう悩まなくなっていた。

ちなみに、「寝袋・ヨガマット・エアー枕」の寝具三種の神器セットは安眠のために必須である。

この3つは毎回、バックパックに詰め込んで持参している。

 

苗は順調に育っているのか?

今回の滞在の一番の目的は、「前回の巡回で種を播いた野菜のプラコップ苗が発芽し、順調に育っているのか?」を確認することであった。

P3240053_1348

この苗が現在普及中の袋栽培で使われる苗のため、この種の発芽率と生育はその後の活動に影響を与える、非常に重要な要素であった。

そのため集落に一週間し、すべての家のプラコップ苗の発芽率と生育を調査して回った。

その結果については、別の投稿あるいはfacebookページ・宮﨑農園に記そうと思う。

 

えっ?、みんな帰っちゃうの…

この集落に滞在する場合、僕は学校に泊めてさせてもらっていた。

この集落の学校で働く先生たちは普段は近くの町に住んでおり、月曜日から金曜日だけ学校に宿泊し授業を行っている。

P3240062_1462

いつもは月曜日から金曜日まで一緒に食事を取り、先生たちは宿舎で寝て僕は教室で寝ていた。

P5010326_1452

今回もその予定であったが、どうやら町で先生たちの会議があるらしく、先生たちは水曜日に集落を立ち去り、町に帰ってしまった。

学校での独り暮らしが始まった。

 

サバイバル生活

寝る場所は変わらず、教室である。

しかし、食事を先生に作って頂いていたので、今回は自分で食事を作らなければいけない。

幸いにもガスコンロやスプーン、皿などの調理器具とコメやスープの素、サラダ油などの食料・調味料があるキッチンのカギを先生から借りたが、あえてそこは使わないことにした。

僕はあえて自分をイジメることが好きなドMである。

東日本大震災の災害ボランティアとして2011年4月に宮城県石巻市と岩沼市に行ったときは、あえて「バナナ・缶詰・カロリーメイト」の非常食の三種の神器だけで食いつないだ。

2011年5月に福島県相馬市にボランティアに行ったときも、かなりインフラの復旧は進んでいたが、あえて食事は非常食の三種の神器だけだった。

今回の非常事態もサバイバル生活のチャンスと捉えて、自分をイジメて楽しむことにした。

 

新・非常食の三種の神器

僕が準備した食料は、「クラッカー・缶詰・村人がくれた食料(野菜と鶏卵)」である。

これが、新・非常食の三種の神器である。

P4300281_1457

クラッカーと缶詰は、この集落の村長さんが営む食料品店で購入した。

コメやスパゲッティ、お菓子なども売っていたが、あえて買わなかった。

キッチンのガスコンロは使わないことに決めたので、代わりに調理小屋の三点カマドを使うことにして、まずは火をおこす。

P5010356_1458

平成生まれの人には信じてもらえないと思うが、僕の実家は未だに薪を焚いて風呂を沸かしている。

毎日風呂焚きをしていたおかげで、火起こしは得意だ。

缶詰を開けたいがあいにく缶切りなんて持っていないので、マチェテと呼ばれる山刀でこじ開ける。

この技は農牧省の同僚に教えてもらった。

P4300293_1456

缶詰の中身のツナの水煮を掻き出して、そこに貰い物の野菜をちぎって入れ、炭火で炒める。

かき混ぜるのは、庭に生えていた柑橘類の木の枝で作った菜箸だ。

P4300301_1455

 

そこにもらったタマゴとツナの水煮を加えると、とても美味しそう!

P4300309_1454

 

しかし、このままではタマゴに火が通らないのでかき混ぜることにした。

おかげで残念な見た目になってしまった。

P4300315_1453

 

見た目はゲロみたいだが、クラッカーに乗せて食べると意外と美味しかった。

P4300321_1460

 

次の日は、イワシのトマト煮の缶詰に野菜とタマゴを足して食べた。

P5020359_1461

 

学校での独り暮らしの夜

この集落には電気がないので、日が落ちれば辺りは真っ暗になる。

夕飯を食べれば、あとは寝るだけである。

時差ボケで苦しんでいた僕には、丁度良い環境だ。

「日の出と共に起き、日没とともに寝る」まさに時差ボケ解消合宿である。

下の写真の「中央の上」に写っているのが、僕が滞在した学校である。

P3120333_1463

しかし、過去にも教室で一人で寝ていたのだが、学校の敷地内に自分しかいないと思うと、けっこう怖い。

「絶対に学校の怪談を思い出さないようにしよう!」と思えば思うほど、頭の中に記憶が蘇って来る。

かすかな物音にもびくびくしながら、眠りに就いた。

 

サバイバル生活を終えて

学校での滞在を終えて、下界に帰って来た。

ホームステイ先の家では、水道をひねれば安全な水が出るし、電気も使えるし、ネットも繋がっている(ほぼ毎日断水と停電があるが)。

おかげで身の回りの当たり前のことに気づき、感謝することが出来る。

逆にここでは、サバイバル生活でのドキドキ感や達成感は感じることが出来ない。

三角カマドと山刀だけでの調理は、新鮮で楽しかった。

物に溢れた時代の中でも、環境を少し変えることで自分の考えを広げられる気がする。

そんな高尚なことを考えつつも、とりあえず今の願いは自分のベッドで物音にびくびくせずに熟睡することである。

おやすみなさい。

YouTubeを始めました!

海外旅行の様子や、旅に役立つ情報をYouTubeにアップしています。

海外の情報を受け取れるので、ぜひチャンネル登録してください!

 

合わせて読むと役立つ関連コンテンツ


海外移住する10個の方法!英語が話せない仕事がない人でも外国に住む裏技

海外移住する10個の方法

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事ランキング

Amazonがお得な期間限定セール中!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最後までお読み頂き、ありがとうございます。ぜひSNSでシェアしてください!

この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします

いいね、ありがとうございます。

フォロワー8,000人のTwitterを見てください→

宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■トラベルフォトグラファー

→ 詳しいプロフィールはこちら

【有料コンテンツ】

■ フリーランス向けマガジン Freelance Diary

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺や野菜ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

2017年11月〜2018年1月 現在は西ヨーロッパで撮影中です

世界中の写真をInstagramにアップしています。

ぜひフォローしてください!

→ @jiburicom



【お問い合わせ先】

農業コンサルタントの依頼

ライター執筆&寄稿

写真の撮影依頼&写真の利用

撮影モデル募集

ブログのコンサル

PR記事の作成

  同じカテゴリの記事