JIBURi.com

宮﨑大輔が青年海外協力隊・海外旅行・ライフハック・農業技術・ノマドライフ・一眼レフ撮影を紹介します

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事

耳の乾燥、化膿、カビ!途上国で苦しむ子どもの症状

      2017/08/26


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

学校で子供たちの歓迎

残り半年間のボランティア活動の目標

ぼくは青年海外協力隊・平成25年度一次隊である。

平成25年度一次隊の派遣期間は【2015年6月末まで】なので、派遣期間はおよそ残り半年である。

学校給食の野菜に喜ぶ子供

ぼくは野菜栽培隊員なので農業活動も行うが、お世話になっている集落の村人の役に立つことならなんでも取り組みたいと思っている。

その一つが、子供の皮膚病の解決である。

スポンサーリンク

 

 

 

 

膿だらけの耳と手を持つ子供を救いたい!

ぼくが活動する山奥の集落の子供は、皮膚トラブルを抱えるいる子が多い。

「疥癬(かいせん)」という手の指の間に寄生するダニで苦しんでいる子供もいたが、なんとか完治した。

 

最近問題なのは、傷口や虫刺され跡が化膿し、膿が出ていることだ。

ここからは膿だらけの写真を使うので、グロい写真が苦手な人は注意してほしい。

 

 

1.皮膚病で膿だらけの耳を持つ子供

耳が膿だらけの子供がたくさんいる。

膿だらけの耳

 

耳の裏側まで黄色い膿だらけだ。

耳全体が傷だらけの少年

 

膿が乾燥してへばりついた状態の子も多い。

乾燥した膿がついた耳の少女

 

乾燥している子もいるし、グチュグチュの子もいる。

両耳が傷ついた子供

 

この子は両耳が傷だらけで、耳の中にも膿の液体が入っている。

両耳が傷ついて少年

 

黄色や白い膿が噴き出している。

白と黄色の膿が出た耳

 

 

2.皮膚病で膿だらけの手を持つ子供

手に傷を持った子もいる。

膿だらけの手

 

傷口を触ると、ブッチュと膿が飛び出してきた。

傷がある手

傷口は痛いし、痒いらしい。

 

 

3.顔から白いカビが生えている子供

顔から白いカビが生えている子供もいる。

顔から白いカビが生えている

 

痛くはないが、痒いらしい。

顔から白いカビが生えている少女

 

皮膚トラブルが発生する原因

皮膚トラブルが発生する原因を考えてみた。

 

1.不衛生な環境と暑い熱帯気候

この集落には電気も水道もなく、日本人には想像できないほど、衛生状態は悪い。

国の支援で汲み取り式のトイレを作っているが、トイレを使わずに家の近くで用を済ませることも多い。

途上国の田舎の子供

 

川の水で水浴びをしたり、川で体を洗うこともあるが、人によっては全然体を洗わない人もいる。

また川の水をそのまま飲むため、子供の80%はなんらかの腸内寄生虫に感染しているそうだ。

家にはゴキブリ、サソリ、タランチュラなどの虫とネズミとコウモリが住んでいるし、ニワトリ、七面鳥、アヒル、ハト、ブタ、ウシ、ウマ、犬、猫などの家畜が放し飼いになっている。

 

また、「チトラ」という極小で刺されるととんでもなく痒い虫も大量に生息している。

チトラに刺されると蚊に刺された場所のように、ぷっくりと腫れて超痒い。

体長はわずか1mmほどで、長袖の服を着ていてもすき間から入って来て刺されるし、顔も刺される。

 

 2.鼻をほじって、虫刺されや傷を掻きむしる

子供の行動を見ていると、よく鼻をほじくる。

日本ではタブーだが、パナマ人は大人でも平気で鼻をほじくる。

鼻の中は常に湿っているので、雑菌がたくさん繁殖しているそうだ。

 

そして、子供たちは鼻をほじった手で、耳や手に出来た虫刺されや傷口を掻きむしっていた。

おそらく、子供の皮膚病は虫刺されや傷口で雑菌が繁殖することで起きているのだろう。

 

顔の白いカビは原因が不明だ……

 

3.親が子供の皮膚トラブルに無関心

子供の皮膚病の問題は、親が無関心ということだ。

ほとんどの親は子供の皮膚病を放っておく。

ボランティアであるぼくや学校の先生が子供の皮膚トラブルを指摘すると、子供を隠したがる。

怒られるのが嫌なのだ。

なので、子供を病院にも連れて行かない。

 

4.病院の医療レベルが低く、医者が診断できない

ただし、子供を病院に連れて行けば治るかというと、そうでもない。

村の公営病院で働いている医者はレベルが低く、皮膚病や寄生虫を診断できない。

以前、寄生虫と感染症の専門家と連絡を取り、その後村の医者と話をしたが、村の医者は何もわからないと言っていた。

 

公営病院の医者では原因も対策もわからないので、痛み止めを打つくらいしかできないそうだ。

村の医者では風邪くらいしか対応できず、重い病気は町の大きな病院に任せるそうだ。

しかし、村人は町まで行く交通費がないので、町の病院まで行くことは滅多にない。

 

 

ボランティアにできる衛生指導活動

青年海外協力隊は資格があっても、治療行為ができないそうだ。

ましてやぼくは医療系の資格を持っていないので、もともと治療行為はできない。

ボランティアにできることは、衛生指導活動くらいだ。

 

とりあえず、長い爪を切ろう!

子供を観察していると、傷口を爪で掻きむしっていた。

しかも、爪は長い。

山奥の集落には「爪切り」がないので、マチェテという山刀で爪を切っている。

そこで、山奥の集落に爪切りを持って行き、子供の長い爪を切ろうと思う。

爪切り

日本から爪切りを持って来て良かった。

子供の傷口の経過観察をしながら、今後の活動を決めたい。

 

まとめ

無電化集落に暮らす子供は皮膚に問題があり、耳や手が膿だらけである。

不衛生な環境によるものだと思うので、衛生指導活動を行いたい。

とりあえず、爪切りで長い爪を切ろう。

 

おすすめの記事

途上国の子供の歯科衛生を改善!看護師を巻き込んだ歯ブラシ普及大作戦

17回目の農村滞在で開墾、焼畑、パン作り、シラミ・歯ブラシ調査、折り紙教室をした。

青年海外協力隊から帰国後に突然医者を目指す人の気持ちが理解できた。

おっぱいに夢中!途上国の乳児への授乳期間と離乳方法を調査中

無電化集落に60日間滞在!今年のボランティア活動の振り返りと2015年の活動計画

合わせて読むと役立つ関連コンテンツ


海外移住する10個の方法!英語が話せない仕事がない人でも外国に住む裏技

海外移住する10個の方法

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事ランキング

Amazonがお得な期間限定セール中!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最後までお読み頂き、ありがとうございます。ぜひSNSでシェアしてください!

この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします

いいね、ありがとうございます。

フォロワー7,500人のTwitterを見てください→

宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■フォトグラファー

→ 詳しいプロフィールはこちら

→ 青年海外協力隊になりたいあなたへ

→ 人生で報われた決断ベスト10

→ 2016年に書いたベスト15記事

【最近始めたサービス】

出張撮影fotowa

■ note有料マガジン Freelance Diary

VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【フォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

【お問い合わせ先】

農業コンサルタントの依頼

ライター執筆&寄稿

写真の撮影依頼&写真の利用

撮影モデル募集

ブログのコンサル

PR記事の作成

  同じカテゴリの記事