新卒フリーランスの失敗談とデメリット!就職せず社会人経験がないことで苦労している

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最近、新卒でフリーランスになったことを、後悔するようになった。

もともとは、社会人経験なしで個人事業主になることのメリットの方を大きく感じていた。

しかし、最近になってそのデメリットにも気がついたからだ。

ここ数年は、大学卒業後に就職せずにフリーランスになろうとしている人が、増えてきたように感じる。

もしかしたら、そんな人たちのために、今年30歳になるぼくの経験が役立つかもしれない。

そこで今回は、新卒でフリーランスになったことを、後悔するようになった理由を紹介しよう。

 

 

目次

社会人経験なしでフリーランスになった経緯

まずは、ぼくが社会人経験なしでフリーランスになった経緯を説明する。

大学卒業後の進路

ぼくの大学卒業後の進路は、以下の通り。

大学卒業後の経歴

2011年:大学卒業

2013年:大学院修士課程を修了

2013年から2015年:青年海外協力隊に参加

2016年から:個人事業主

 

学部卒でいきなりフリーランスではない

新卒フリーランスといっても、学部卒でいきなりフリーランスになったわけではない。

大学院や青年海外協力隊に参加してから、個人事業主になった。

あくまでも、会社での就業経験がない状態でフリーランスになったという意味で、使っている。

 

なぜ、就職しなかったのか?

では、なぜそれぞれのタイミングで就職しなかったのか?

大学を卒業するとき

大学を卒業するときには、大学三年生から就職活動をしていた。

しかし、エントリーシートを書いているときに、「自分に嘘をついている」と気づいてしまったのだ。

そして、それ以上はエントリーシートが書けなくなったので、ぼくが選んだ進路は大学院への進学。

大学院を選んだ理由は、もっと専門性を身に着けたかったから。

 

大学院を卒業するとき

そして、二年後に大学院を卒業。

実は、大学院に通っている間の二年間で、急に海外へ興味を持つようになった。

それから海外への興味は次第に、「途上国で国際協力をしてみたい」という熱意に変化。

そこで就職せずに、JICAの青年海外協力隊に参加することにした。

 

青年海外協力隊から帰国したとき

青年海外協力隊から日本へ帰国して、日本の企業に就職しようと思った。

すぐに日本の企業に履歴書を送ったが、書類選考で落とされてしまう。

それで、日本での就職を諦めることに。

なぜあっさり諦めたかというと、「自分でビジネスがしたい」という気持ちもあったからだ。

 

今の仕事内容

そこで、自分の「専門性」と「得意な地域」と「夢中になれること」を組み合わせて、仕事をするようになった。

ブログとSNS

まずはブログを書いてSNSで発信して、営業ツールにした。

農業コンサルタント

その営業のおかげで、農業コンサルタントの仕事を、日本と途上国でできるようになった。

フォトグラファー

日本や途上国を訪問しているうちに、いつの間にか写真撮影にハマる。

そして、最近では仕事として撮影するようになった。

 

このような経緯で、ぼくは新卒フリーランスになった。

そして、そのことを最近になって後悔するようになったのだ。

 

 

 

なぜ、三期目になって新卒フリーランスになったことを後悔しているのか?

今は、個人事業主になって三期目。

なぜ、今になって新卒フリーランスになったことを、後悔するようになったのか?

規模を大きくしたいが、組織化や会社の仕組みがわからなくて困っているから

それは、仕事の規模を大きくしたいが、組織化や会社の仕組みがわからなくて、困っているからだ。

スモールビジネスの経験を積みたいと思って、個人事業主になった。

そして、その願いの通り、スモールビジネスはいくつも経験できた。

しかし、ここからビジネスの規模を大きくしようと考えたときに、自分の会社員経験のなさが仇となっている。

もちろん、会社員経験がなくても、マネージメントや経営法を学ぶことはできると思う。

ただし、関連業務の会社員経験があれば、もっとスムーズに考えることができるだろう。

なので最近は、このままスモールビジネスを続けていくのか、それとも規模を大きくするのか迷っている。

言い換えると、自分が経験してきた得意なことを続けていくのか、それとも未経験の苦手な分野に挑戦するか……

過去にフリーランスからビジネス規模を大きくした人は、どうやって変えていったのか知りたい。

例えば、人の雇用とか制度づくりとか資金調達とかが謎。

 

 

新卒フリーランスはおすすめできるか?

こんな経験を踏まえて、新卒フリーランスがおすすめできるか考えてみた。

新卒フリーランスが得られるもの、メリット

まず、新卒フリーランスが得られるものを考えてみた。

時間の短縮

圧倒的にメリットが大きいのは、時間の短縮。

どこかの会社に就職して三年間働いてからフリーランスになるのと、新卒でフリーランスになるのとでは三年間も時間を短縮できる。

ぼくは「時間」こそが、この世界で一番価値が高いものだと考えている。

なので、その時間を短縮できることは、何物にも代えがたい。

個人事業主としてのスモールビジネスの経験

それから、個人事業主としてスモールビジネスの経験も積むことができる。

例えば、以下のようなことが経験できる。

・商品開発やサービスの準備

・営業活動

・取引先との料金交渉

・契約書の締結

・請求書の作成

・報酬の受け取り

・確定申告の仕方

フリーランスとしての仕事の実績

フリーランスとしての仕事の実績が得られるので、さらに同じような仕事が得られやすくなる。

仕事は、新しい仕事を呼んでくれるからね。

スモールビジネスのビジネス感覚

いくつもの仕事を経験することで、スモールビジネスのビジネス感覚は養われていく。

 

新卒でフリーランスになると失うもの

ただし、新卒でフリーランスになることで失うものもある。

日本人が大好きな“社会人経験”という信用

まず、日本人が大好きな“社会人経験”という言葉が使えない。

日本では、社会人経験がない人間は子ども扱いされることが多い。

それは、「ビジネスで重要な信用がない」という状態だ。

会社勤務での業務経験

業務として何かしらのビジネスに関わる機会もない。

会社勤務での月額制の給料

月額制の給料を受け取ることができない。

会社勤務での人のつながり

会社関連の人とのつながりが作れない。

会社の業務としての仕事の実績

会社の業務としての、仕事の実績が作れない。

会社規模でのビジネス経験

それから、ぼくが悩んでいるのは、会社規模でのビジネス経験がないこと。

 

新卒でフリーランスになりたい大学生へ

得られるものと失うもののバランスを考える

新卒でフリーランスになりたい人は、その選択で「得られるもの」と「失うもの」のバランスを考えてみよう。

果たして、どちらのメリットの方が大きいのか?

人それぞれ条件は違う。

あなたの条件は、新卒でいきなりフリーランスになるべきなのか、それとも会社で働いてから独立するべきなのか考えてみてほしい。

失うものを得る方法

また、新卒でフリーランスになることで失うものを、別の手段で手に入れる方法を考えてみよう。

例えば、こんな方法がある。

・大学に在学中に会社でインターンをする

・大学に在学中に起業してみる

・どこかの会社の社長のカバン持ちをする

 

【追記】フリーランス向けの求人サイトと仕事の探し方

フリーランスに最適な求人サイトと仕事の探し方をまとめました。

ぜひ読んでみてください。

→ フリーランスにおすすめの24個の求人サイトと仕事の探し方

 

新卒でフリーランスになって公開している理由まとめ

今回は、新卒でフリーランスになったことを後悔している理由を紹介した。

ここ最近は、社会人経験なしでフリーランスになる人が増えていると感じる。

そういう人は最初の数年は良くても、独立してからしばらく経って意外と苦労するかもしれない。

そんなことを、今年30歳になるぼくは感じた。

大学生やフリーランスになりたい人に、今回の記事が少しでも参考になればうれしい。

編集長が実際に買ったAmazonのおすすめ便利グッズ

Amazonで編集長が実際に買って使っている便利グッズを紹介します。

①デスクワーク・在宅ワーク用品

②YouTubeの撮影用品

③農業や家庭菜園用品

Amazonは詐欺商品が多いので注意しないといけないですが、使い勝手が良い通販サイトです。

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編集長が実際に買った楽天市場のおすすめグッズ

楽天市場で編集長が実際に買って使っているグッズを紹介します。

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②家庭菜園の野菜づくりに使うもの

③ビールやワイン

④おつまみとおかず

楽天市場は0と5が付く日と18日はポイント還元率が高くなるのでお得です(毎月5日、10日、15日、18日、20日、25日、30日)。

ポイント還元を含めて考えると、近所のスーパーマーケットで買うよりも安いことが多いです。

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