【世界一エロい食べ物】海外でエロいパンを食べてみた【閲覧注意】

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目次

世界で一番エロいパンを食べてみた

青年海外協力隊として中米パナマ共和国で生活するのも、ついに残り一ヶ月間だ。

パナマでやり残したことはないか考えてみると、一つ思い浮かんだことがある。

それは、卑猥なパンを食べることだ。

卑猥なパンと言っても性行為を意味する隠語ではなく、本物のパンのことだ。

「パナマには世界一エロいパンが売っている」と先輩隊員から聞いたことがあったが、2年間住んでいてもまだ食べたことがなかったのだ。

せっかくなのでパナマを離れる前に、世界一エロいパンを食べてみることにしたが、予想をはるかに上回るショッキングさだった!

そこで今回は、パナマで売っている世界一エロいパンの食レポを紹介しよう。

 

※今回載せている写真はただのパンの写真ですが、中には嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。

性的描写が苦手な方は、今すぐ閲覧をおやめ下さい。

嫌な気持ちになっても責任は取りません。

 

 

 

パナマの世界一エロいパン

パナマには世界で一番エロいパンが売っている。

1.パナマのベラグアス県サンフランシスコ郡のパン屋

世界で一番エロいパンは、中米パナマ共和国のベラグアス県のサンフランシスコ郡のパン屋に売っている。

サンフランシスコ郡は無電化集落も多い超田舎で、ぼくが住んでいるカニャーサス郡のお隣に位置している。

サンフランシスコ郡では、JICAが支援した保健省の栄養改善プロジェクトが実施されていたので、一年前までぼくと同じ野菜栽培隊員が派遣されていた。

参考:17回目の農村滞在で開墾、焼畑、パン作り、シラミ・歯ブラシ調査、折り紙教室をした。

ベラグアス県の地図

 

 

その先輩隊員から、「サンフランシスコ郡には、卑猥なパンを売るパン屋がある」と教えてもらった。

サンフランシスコ郡は日本でいうと長野県下伊那郡高森町ぐらいマイナーな地域なので、パナマ人の間でも卑猥なパンの存在は全然知られておらず、知る人ぞ知る超マニアックなエロパンなのだ。

ぼくのパナマ生活も残り一ヶ月になったので、最後の思い出を作るためにサンフランシスコ郡のパン屋まで行って来た。

 

 

2.パン屋サンロケ

パン屋の名前は、サンロケという。

パン屋サンロケ

 

ぼくが到着した時には何台も車が停まっていて、人気なパン屋のようだ。

パン屋に並ぶ車

 

お客さんたちは、パンや「チチェメ」という穀物を使ったパナマの伝統的な飲み物を買っていた。

パン屋に来る客

 

 

これがチチェメ。

チチェメは麦やトウモロコシが原料で、冷やして飲むと甘くて美味しい。

日本人には甘すぎて飲めないと思うが、マルタという激甘ノンアルコールビール中毒にかかったぼくは、チチェメもほぼ毎日飲んでいる。

参考:が、がまんできないっ!海外のノンアルコールビール中毒にご注意ください

チチェメ

 

このパン屋さんは、店員が奥にいて店頭にいないので、お客さんが注文したいときには、この伝統的な太鼓を叩かないといけない。

このパン屋は、少し変わっている。

パン屋の太鼓

 

かわいいパナマギャルも来ていた。

パン屋のギャル

 

 

3.店内はカエルだらけ

パン屋サンロケの店内に入ると、カエルグッズが異様に多いのに気づいた。

テラスには、カエルの植木鉢と置物があった。

 

カエルの植木鉢

 

店内にもカエルの置物が並んでいた。

 

カエルの置物

 

そして、壁にはケロケロケロッピーの壁掛け時計。

なぜ、カエルグッズだらけなのか?

 

カエルの時計

 

スペイン語を話せる人ならお気づきだと思うが、スペイン語でカエルは「女性のアソコ」の隠語である。

参考:絶対に使ってはいけないスペイン語講座~スラング、汚い言葉、悪口、侮辱、エロ~

世界で一番エロいパン屋は、トータルブランディングができている!

 

 

4.「卑猥なパン」を注文してみる

他のお客さんがいなくなったので、勇気を出して卑猥なパンを注文してみた。

おそるおそる、おばちゃんの店員さんに話しかける。

 

パン屋さん

 

ぼく 「エロいパンありますか?」

おばちゃん 「えっ? 何?」

 

 

ぼく 「あの、だから、エロいパンが欲しいんですけど! エロいパンありますか!?」

おばちゃん 「あぁ~、お兄さん、エロいパンが欲しいのね(ニヤニヤ)」

 

パンのケース

 

ショーケースの中にエロいパンが入っていて、おばちゃんがニヤニヤしながら取り出してくれた。

パンは2種類あり、2つで4ドル(480円)だった。

 

エロいパンだけを買うのはなぜか気が引けたので、先ほどの写真のチチェメも一緒に買った。

このときの気持ちは完全に、TSUTAYAでエロDVDと一緒にとなりのトトロを借りる時と同じ気持ちだった。

さて、それではパナマのサンフランシスコ郡名物の「世界で一番エロいパン」をお披露目しよう!

 

 

※今回載せている写真はただのパンの写真ですが、中には嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。性的描写が苦手な方は、今すぐ閲覧をおやめ下さい。嫌な気持ちになっても責任は取りません(2回目)。

 

 

 

これが世界一卑猥な形をしたパンだ!

こ、これが世界で一番エロいパンだ!!

1.Mete Juicio(メテ・フイシオ)

まずは男性バージョンの「メテ・フイシオ」という商品からご紹介しよう。

Juicioの本来の意味は「裁判」だが、この場合には男性のアソコを意味するのだろう、そしてメテは挿入するという意味だ。

 

(1)男性のパンの写真

ぼくはその大きさに驚かされ、しかも包んでいるビニール袋が妙に「避妊具っぽさ」を演出していることに感動した。

袋に入った男性のパン

 

少しずつその御神体を御披露目しよう。

男性のパンを袋から出す

 

これほどリアルなパンが他に存在するだろうか?

「世界で一番エロいパン」というのも、うなずけるだろう。

パナマの男性のパン

 

細部までの作り込みも半端ない。

こだわりを感じさせる職人技だ。

男性のパンの先端

 

タマタマもちゃんと2個ついていた。

たまたま

 

男だったら、裏側の様子も気になるだろう。

裏側はこんな感じだ。

男性のパン裏側

 

 

 

(2)男性のパンを食べてみた

せっかくなので、おばちゃんにニヤニヤ眺められながら、男性のパンを食べてみた。

手に持ってみると、でかさにビビる。

ぼくは完全に負けました。

とても大きな男性のパン

 

3つの輪っかが着いている先っぽから攻めることにした。

男性のパン

 

先っぽをガブリ!

なんとなく股間が痛む。

先っぽをかじる

 

美味しくてガブガブ食べ進んだ。

シナモン入りのパンで、表面には粉砂糖が振られている。

そして、男性のパンは固かった。

男性のパン

 

タマタマも頂く。

パンのたま

 

食べ応え充分でした!

ごちそうさまでした!

 

 

2.Sapo de chola(サポ・デ・チョーラ)

次は、女性バージョンのサポ・デ・チョーラ。

意味は、パナマの混血児のアソコ。

 

ドーナツ的な輪っかだった。

袋に入った女性のパン

 

こちらもこだわりを感じさせるフォルム。

一切の妥協を許さない、パン職人の意気込みを感じさせるパンだ。

女性のパン

 

素人には作れないクオリティだ。

細部まで完璧に再現されている。

女性のパンのアップ

 

こちらもバクバク食べてみると、材料は男性のパンと同じで、シナモンパンだった。

甘くて少し独特な香りがした。

女性のパン

 

突起部分も頂く。

ここだけはよく焼けていて、固かった。

女性のパンの一部

 

ごちそうさまでした!

 

 

 

3.感想と解説

ここからは、感想と解説を少し。

(1)世界で一番エロいパンの謎

「なぜ、アソコの形のパンを作ったのか?」と疑問に感じる人が多いだろう。

ぼくも疑問に思ったので、おばちゃんに聞いてみた。

 

ぼく 「なぜ、エロいパンを売っているんですか?」

おばちゃん 「何年も前に店主が思いついて作ったの。作った理由は知らないけど、きっとアソコが好きだからじゃない?」

 

パンのメニュー

 

エロいパンは、エロいパン職人によって生み出されたらしい。

このパン屋ではエロくないパンも売っているが(1個12円)、店内にはエロいパンの絵も飾っているし、カエルグッズも並べていて、完全にエロいパン押しだ。

好きなものを売るというシンプルな考えも凄いし、超田舎の村にある小さなパン屋だが、お客さんを楽しませようという気持ちは誰にも負けていない。

 

世界一エロいパンセット

 

ちなみに先輩隊員は、栄養改善プロジェクトのために栄養満点の「おっぱいパン」を開発する予定だったらしい。

たしかにこのパン屋にはおっぱいパンが足りないが、残念ながら実現しなかったようだ。

 

 

(2)パナマの性に関する価値観

日本だったらこんな卑猥なパンは批判する人の手で、販売中止に追い込まれるだろう。

しかし、パナマは日本よりも性に対して開放的な価値観を持っているので、全く問題にはならない。

 

例えば、家族の団欒の場で映画を観ている時にエロいシーンがあると、日本では気まずい空気が流れると思うが、パナマでは超大喜びで親と子供が一緒にエロいシーンを楽しんで見る。

しかも、若い女性でも堂々とアダルト動画を見て性欲を公開する人が多く、男性ならなおさら性欲に素直に従う。

パナマはそういう文化なのだ。

 

ただし、未成年者の妊娠などの問題も起きている。

参考:家庭内暴力を受ける女性、アルコール中毒の男性、13歳で妊娠した少女にぼくができることは?

参考:えっ、マジで!海外の伝統的な結婚風習「誘拐婚」が中南米でも?

 

パナマは性に関して開放的だから、世界一エロいパンが売っているのだ!

 

 

 

 

まとめ

パナマには世界で一番エロいパンが売っていた。

パナマは面白い国なので、ぜひエロいパンを食べに来てほしい。

 

追記:日本おもしろ記事大賞で佳作に入選しました

この記事がデイリーポータルとオモコロ主催の「日本おもしろ記事大賞」で、佳作に入選しました!

ありがとうございます。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

→ 日本おもしろ記事大賞で佳作に選ばれました!!やったー、ついに憧れのヨッピーさんと会える!?

 

★海外旅行で使える情報が読みたい人は、海外旅行テクニック一覧をご覧ください。

→ 海外旅行テクニック記事一覧

 

 

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