人生でやりたい100のリストとは?
人生でやりたい100のリストとは、叶えたい夢や実現されたい目標を100個書いてリスト化したものである。
1.人生でやりたい100のリストのメリット・効果
人生でやりたい100のリストのメリットは、以下の4つだ。
(1)頭の中の整理、やりたいことが見つかる
自分がやりたいことを書きだすことで、頭の中の整理になる。
興味がある分野が明確化するので、やりたいことが見つかる。
(2)夢が叶いやすくなる
「夢は文字にすると叶う」と言われているが、本当に 紙に書いて貼り出したり、ブログで公開することで夢が叶いやすくなる。
それは、公言したからには行動するしかなくなるからだ。
サッカー日本代表の本田圭佑も、自分の夢を書いた夢ノートを作っているし、ぼくも実感している。
下のリンク先に、ぼくの人生でやりたい100のリストがあるので、どれだけの夢が実現しているか見て確かめて欲しい。
参考:人生でやりたい100のリスト【死ぬまでに達成したい100個の夢と成し遂げた目標】
(3)仲間が見つかる
やりたいことリストを公開することで、同じ志を持った仲間を集めやすくなる。
夢は一人で叶えるのは大変だが、仲間が集まれば叶う可能性はぐっと高まる。
(4)幸せを感じられる
夢をまとめたリストは、叶えた夢を思い出すことで幸福感も感じることが出来る。
たまにはリストを見返して、達成した目標や叶えた夢を思い返してみよう。
想い出に浸る時間も大切だ。
2.人生でやりたい100のリストの創始者と普及者
人生でやりたい100のリストには、創始者と普及者がいる。
(1)「人生の100のリスト」を書いたロバート・ハリスさん
ぼくが知っている限りの範囲で、最初に人生でやりたい100のリストを作ったのは、「人生の100のリスト」の著者であるロバート・ハリスさんだ。
参考:青年海外協力隊として海外で人生でやりたい100のことワークショップを開催したい。
ロバート・ハリスさんが人生でしたいことを100まとめた本を出版し、それを見た人の間で人生でやりたい100のリストを作るブームが起きた。
(2)人生でやりたい100のリストを集めているHibilogさん
そして、その人生でやりたい100のリストを作るブームを起こしたのは、MATCHを運営する青木優さんのブログHibilogだ。
参考:青木優さんが始めたMATCHAが日本と海外を繋げるならば、僕は信州と海外を繋げたい。
Hibilogには人生でやりたい100のリストを書いた人のリンクが集められているので、およそ70名の人生でやりたい100のリストを見ることができる。
ぼくもこのブログを読んで、人生でやりたい100のリストを作った。
そしてそれ以降、人生でやりたい100のリストの魅力にはまった。
そこで今回は、みなさんに「人生でやりたい100のリスト」の作り方と使い方を紹介しよう!
「人生でやりたい100のリスト」の作り方
まずは人生でやりたい100のリストの作り方をお教えしよう。
最近、ぼくの友人も人生でやりたい100のリストを作ろうとしていたが、意外と難しくて苦労していた。
初心者でもこの手順に従ってもらえれば、簡単に人生でやりたい100のリストが作れるはずだ。
1.紙に「経験したいこと、行きたい場所、食べたい物、したいこと、夢、願望」を全部書き出す
まず、最初は真っ白な紙とペンを用意しよう。
そして、ひたすら経験したいこと、行きたい場所、食べたい物、したいこと、夢、願望などをすべて紙に書き出そう!
まだ人に見せる訳ではないので、全部ぶっちゃけて書いてほしい。
例えば、世界一周したい! 結婚したい! 青年海外協力隊に行きたい! 三ツ星レストランで食事したい! ドイツでビールが飲みたい! ニューヨークの自由の女神を見たい! ピラミッドに登りたい! 香川県で讃岐うどんが食べたい! 会社を辞めたい! ○○ちゃんと付き合いたい! 有給を取りたい! 回らない寿司が食べたい! サッカーの試合を見に行きたい! などなど何でもいくらでも書いて構わない。
何も余計なことは考えずに、書こう。
子供に戻ったつもりでワクワクすることをとにかく書きまくろう!!
しかし、たくさんアイデアを出そうとしても、初心者は30個から50個くらいしか書き出せないだろう。
最初は100個なくても問題はない。
2.書き出した「夢」をマインドマップを使って、ジャンル分けする。
次に、書き出した夢をマインドマップを使ってジャンル分けしよう。
(1)カテゴリで分ける
まずは書き出した夢を、別の紙に一個ずつカテゴリごとに分けて書き写そう。
例えば、ドイツでビールが飲みたい! 香川県で讃岐うどんが食べたい! は両方とも食べ物カテゴリにまとめることができる。
そして、ドイツは海外のサブカテゴリへ、香川県は国内のサブカテゴリに分けることができる。
また、青年海外協力隊に行く! サッカーの試合を見に行く! の2つは「経験」カテゴリにまとめることができる。
そして、青年海外協力隊はいつかしたいことで、サッカーの試合はその気になればすぐにできることだ。
(2)マインドマップにしてみる
カテゴリ分けが出来たら、別の紙にマインドマップを書いてみよう。
マインドマップとは、紙の中心にテーマを書き、そこから放射線状に関連する言葉を書く方法である。
下の図のように、書いてみよう。
マインドマップを使って書くときは、できるだけ似た者同士を近づけて書き、関連しないものは離して書こう。
すると、自分の頭の中の願望が可視化できる。
旅行、食べ物、経験、恋愛、ビジネスなどいくつかのカテゴリが現れるはずだ。
3.ジャンルごとに【足す、引く、かける、割る、ずらす】を行い、さらに願望を書き足す
次に、可視化されたあなたの願望をもっと深く掘り下げる作業を行おう。
足す、引く、かける、割る、ずらすという作業を行うことで、アイデアの量を増やし、質を上げることができる。
(1)足す
あなたの夢に新しい要素を足すことで、夢の難易度を上げることができる。
例えば、香川県で讃岐うどんを食べる! という夢は、「香川県で讃岐うどんを10杯食べる!」に変えられる。
夢を実現させることは難しくなるが、よりワクワク感が出てくる。
(2)引く
引く行為は、夢をよりシンプルにして、夢を叶いやすくしてくれる。
例えば、香川県で讃岐うどんを食べる! という夢は、「讃岐うどんを食べる!」に変えることができる。
条件を引くことで、より実現しやすくなる。
(3)かける
かける行為は、新しい要素を加えて別次元のアイデアを作るテクニックだ。
例えば、香川県で讃岐うどんを食べる! という夢は、「香川県で自分でうどんを打って食べる!」という別次元の夢を想像することができる。
(4)割る
割る行為は、夢を分割して夢の難易度を下げることができる。
例えば、香川県で讃岐うどんを食べる! という夢は、「香川県に行く!」と「讃岐うどんを食べる!」に割ることができる。
夢は割った方がハードルが下がる。
(5)ずらす
最後に、ずらす技は地域や対象をずらすことで新しいアイデアを作ることができる。
例えば、香川県で讃岐うどんを食べる! という夢をずらして、「福岡県で牧のうどんを食べる!」という新しい夢を追加できる。
讃岐うどんはあくまでも一例だが、このように5つのテクニックを使えば、ひたすらやりたいことのアイデアを増やすことができる。
この作業で、100個ほどのやりたいことがリストアップできるだろう。
4.他人の100リストを見る
次に参考にするために、他人の100リストを見てみよう。
あなたの友人で人生でやりたい100のリストを作っている人がいれば、その人に見せてもらおう。
知り合いでいない人は、Hibilogさんの力をお借りしよう。
Hibilogさんのページでは、およそ70名の人生でやりたい100のリストへのリンクが紹介されている。
10名ほどのしたいことリストを見て、他の人のアイデアを見てみよう。
自分が考えもしなかったような夢が書いてあって、かなり面白いし刺激がもらえるはずだ。
ぼくも人生でやりたい100のリストを公開しているので、参考にしてもらいたい。
参考:人生でやりたい100のリスト【死ぬまでに達成したい100個の夢と成し遂げた目標】
5.さらに「やりたい100のリスト」に書き足す
他人の夢100リストを見て刺激を受けたら、そのアイデアをあなたのやりたい100のリストに加えよう。
100個を超えても構わないので、ドンドン書きまくろう!
6.100個以上の夢リストが出来たら、一週間ほど寝かせる
100個以上の夢リストが出来たら、その紙を一週間ほど寝かせておこう。
しばらくは人生でやりたい100のリストに手を付けずに、放っておいてほしい。
7.一週間後にリストを見返して、足りないものを書き足して、余分なものに打ち消し線をひく
一週間ほど経ったら、もう一度あなたの人生でやりたい100のリストを見返してみよう。
すると不思議なことに、一週間前にはやりたいと思っていたことが下らないことのように感じたり、新しくやりたいアイデアが生まれてくるはずだ。
その感覚を大切にして、足りないものを書き足そう。
そして、余分だと感じたものは消さずに、打ち消し線をひいて残しておこう。
【例】
・ニューヨークの自由の女神を見る
この作業でできればやりたいことの数を、100個に絞ろう。
人によっては夢の数を思いつくまま200個くらいまで増やしている人もいるが、初めて作る人は「100個」という制限があった方がクオリティが高くなると思う。
8.人生でやりたい100のリストを清書して、貼り出す、ブログにアップする
完成した人生でやりたい100のリストを、別の紙に清書したら完成だ!
完成したリストは、デスクの前や扉などいつも目につく場所に貼り出そう、トイレの中もおすすめだ。
ブログを書いている人は、ぜひブログにアップしよう!
たくさんの人に見てもらった方が仲間を集めやすいし、やる気が出てくるからだ。
「人生でやりたい100のこと」の使い方
ここからは、人生でやりたい100のリストの使い方を説明しよう。
1.半年に一回はリストを見返して、達成したことにチェックする
作成したリストは少なくとも半年に一回は見返して、達成したことをチェックしよう。
100リストがドンドン達成していく様子はとても楽しい。
2.興味を失ったことに打ち消し線をひく
リストを作った時には熱意があったことも、次第に興味を失うことがある。
その場合には、打ち消し線をひいておこう。
こうすることで夢自体は忘れないが、取り組むべきではないとわかる。
3.達成できたことに感謝する
達成出来ていない目標ばかりに注目せずに、達成できた夢にも感謝しよう。
頑張った自分へのご褒美と、周りへの感謝の気持ちが大切だ。
4.特に達成したい夢には、日付を入れて目標にする
特に達成したい夢がある場合には、人生でやりたい100のリストとは別の計画書を作ろう。
達成目標の日付を決めて、そのための計画を立てよう!
人生でやりたい100のリストは、軽くやる気を保つのには向いているが、絶対にやりたいことには向いていないのだ。
5.【応用編】新年に一年間バージョンを作る
人生でやりたい100のリストの作成と使用に慣れたら、応用して「一年間バージョン」を作ってみよう。
新年の1月に作ってもいいし、新学期の4月に作るのもおすすめだ。
その一年間にやりたいことを100個書き出してみよう!
普段よりも濃い一年になるだろう。
一年間にやりたいことリスト
ぼくは一年間のやりたいことリストを3年間作り、数か月ごとに振り返っていて、その様子をすべてブログにアップしている。
ただし100個ではなく、平成の年数分だけのリストにしている。
参考:【人生でやりたい100のリスト】平成25年にやりたい25のリストを作った。
参考:【人生でやりたい100のリスト】「平成25年にやりたい25のリスト」の中間チェック
参考:【人生でやりたい100のリスト】今年も残りあと2日!「平成25年にやりたい25のリスト」を評価した。
パナマでやりたい100のリスト
もう一つの応用として、青年海外協力隊として「パナマ共和国でやりたい100のリスト」も作っている。
青年海外協力隊の2年間の任期限定のリストである。
参考:【人生でやりたい100のリスト】パナマでやりたい100のリスト【青年海外協力隊パナマ編】
まとめ
人生でやりたい100のリストの作り方と使い方を紹介した。
やりたいことが見つからない人や夢を叶えたい人は、ぜひ作ってみてほしい!