海外のアニメオタクの間で日本食ブームが起きている!?メキシコのアキバビルのメイドカフェで280円のDragon Ballsを注文してみたら

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メキシコシティのメイドカフェで働くメキシコ人のメイドさん

目次

メキシコシティのオタクの聖地アキバビル

「メキシコシティには、オタクが集まるビルがある」という情報を得たので、さっそく行ってきた。

メキシコシティのオタクの聖地アキバビル

メキシコシティの中心地にあるラテンアメリカ・タワーの斜め前に、2軒のビルが建っている。

その2軒のビルには、日本のアニメ、ゲーム、漫画グッズが売っており、メキシコ中からオタクが集まっているらしい。

その一角を、オタクの聖地「アキバビル」と呼ぶそうだ。

 

 

 

 

メキシコシティのオタクの聖地アキバビル1号館

まずはアキバビル1号館に入ってみた。

1.1階は電化製品

1階は電化製品売り場で、携帯電話やタブレット、パソコン機器が販売されていた。

メキシコシティのオタクの聖地アキバビル1階

 

2.2階から4階はアニメ、ゲーム、漫画グッズの店

正面の階段から2階に上がると、そこには日本のアニメ、ゲーム、漫画グッズが販売されていた。

 

アニメキャラのぬいぐるみ屋

例えば、アニメキャラのぬいぐるみ屋があり、ポケモン、セーラームーン、ナルト、ワンピース、ブリーチなんでもそろっていた。

妖怪ウォッチ関連のグッズは、1個も売られていなかったので、まだメキシコに上陸していないようだ。

これはビジネスチャンスかもしれない。

メキシコシティのアキバビルのアニメグッズ

 

 

アニメDVD屋

日本のアニメDVDが、1枚200円くらいで売られていた。

すべて違法なコピー商品だ。

メキシコシティのアキバビルのアニメDVD屋

アニメ関連商品は何でも売っている

アニメ関連のTシャツ、ぬいぐるみ、タオルなど、とにかく何でも売っていた。

ただし、ほとんどすべてがメーカーの認可を受けていない違法品だ。

アニメキャラを自分でプリントしたTシャツが、500円くらいで売られていた。

メキシコの日本のゲームグッズ屋

黒子のバスケの巨大なポスターも売っていた。

海外のオタクグッズ

変な日本語

ビルの中には、変な日本語が溢れていた。

おそらく日本人は一人も関わっていないのだろう。

変な日本語

全然読めない。

メキシコの変な日本語

何が言いたいのだろう?

日本人が関われば、もっと正しい日本文化が伝わるのにともどかしい。

 

ゲームコーナーも充実していた

ビルの中には、ゲームセンターのようなゲームコーナーも充実していた。

若者たちがたむろっていた。

アキバビルのゲームコーナー

ダンス系、楽器演奏系ゲームも人気だった。

ギター系のゲームはあったが、太鼓の達人はなかった。

メキシコシティのゲームコーナー

 

遊戯王デュエルに熱中するオタクたち

人だかりが出来ているので、見に行くとオタクたちが遊戯王のデュエルに熱中していた。

メキシコシティで遊戯王をするオタク

地球の裏側にもデュエリストたちがいるとは驚いた。

ビル内には遊戯王のレアカードを売る店もたくさんあった。

メキシコシティで売っている遊戯王カード

 

 

日本のお菓子を売るお店

日本のお菓子を売るお店もたくさんあった。

例えば、フルーツグミ。

メキシコで売っている日本のグミ

瓶のラムネもいろんな味が売っていた。

メキシコで日本のラムネが売っている

ポッキーは、なんと7種類も販売されていた。

値段は1箱400円。

メキシコでポッキーが売っている

 

自動販売機

ビルの中には、自動販売機も設置されていた。

メキシコのマンガ自動販売機

売られている商品を見てみると、上の方にはポッキーの小袋(120円)が並べられていた。

メキシコ人はポッキーをかなり気に入っているようだ。

メキシコのポッキー自動販売機

そして、下段にはスペイン語で描かれた漫画が売られていた。

メキシコでは自動販売機でマンガが売っている

 

 

3.日本食を販売する料理屋がたくさん

ビルの中には、日本食を販売する料理屋がたくさん並んでいたが、従業員はメキシコ人か中国人だった。

中国人が経営する中華レストランも、寿司やラーメンを販売していた。

海外で日本食ブームが起きているといっても、そのブームに日本人は乗れていない。

日本食ブームを起こしているのは、実は中国人かもしれない。

メキシコシティの日本食を売る中国人の店

メキシコでは「マルチャンのカップラーメン」が大人気で、食事を販売するお店では必ずマルチャンのカップラーメンを売っていた。

メキシコシティのオタクの聖地

一番期待できそうなお店を選んで、日本食を食べてみることにした。

海外でその国の嗜好に合わせて進化した日本食を食べるのは、とても面白いからだ。

メキシコシティのアキバビルの飲食店

この店のウリは、たこ焼きとおにぎりのようだ。

ちなみに店員さんが、超かわいかった。

メキシコシティのたこ焼き屋

 

TAKOYAKIとONIGIRIを注文してみた

さっそく、たこ焼きとおにぎりを注文してみた。

1.TAKOYAKI

たこ焼きはチーズ味、辛いサルサ味、トマト味もあったが、ノーマルバージョン(300円くらい)を注文した。

10分ほど待って、出来上がったたこ焼きがこちらだ。

メキシコシティのタコ焼き

ソース、マヨネーズ、青のりまでかかって、日本のたこ焼きとそっくり!!

これは期待できる!!

さっそく爪楊枝で刺して、食べてみた。

 

メキシコのオタクビルのタコ焼き

なんか、違う。

タコはちゃんと入っているけど、生地がパンケーキみたいだ。

キャベツ、ネギ、天かすなどの具がほぼなく、99%が小麦粉だった。

友人と家でたこ焼きパーティーして、失敗しちゃった時くらいの味だった。

見た目は良いが味がイマイチなので、50点。

 

2.ONIGIRI

お次は、おにぎりを食べてみよう。

おにぎりの具は10種類ほどバリエーションがあったので、店員さんのお薦めを入れてくれるように頼んだ。

すると、出てきたのはこちら(120円くらい)。

メキシコのおにぎり

正面から見ると、日本でもなかなかお目にかかれないくらい、THE おにぎりだった。

ただし、横から見ると異変に気がついた。

メキシコシティで食べたおにぎり

なんか、黄色いの漏れてる……

日本のおにぎりの黄色い具と言えば、タクワンかのりたまくらいしか思い浮かばない。

果たして、このおにぎりの具はどちらだろうか?

一口食べてみた。

メキシコのおにぎりは黄色い

なんだこれ??

甘い!

もっと食べてみた。

マンゴージャム入りの海外のおにぎり

このおにぎりの具は、なんとマンゴージャムだった!

確かに今はマンゴーが美味しい時期だけど……

こんなにコカ・コーラと良く合うおにぎりを食べたのは、生まれて初めてだ。

でも、食事にはなれないので、30点。

コーラと合うマンゴーおにぎり

メキシコ人は、「スイーツ系おにぎり」という新しいジャンルを開拓していた。

日本のコンビニ業界の人も、「メキシコ発スイーツ系おにぎり」をマネしてみてはいかがだろうか?

日本でも意外と流行るかもしれない。

 

クリームチーズおにぎり

たまたま隣りの席に座っていたメキシコ人女性は、クリームチーズおにぎりに醤油をたっぷりとかけて、フォークで食べていた。

メキシコのクリームチーズおにぎり

日本の常識は、メキシコシティのアキバビルでは通用しない。

 

 

 

メキシコシティのオタクの聖地2

アキバビル1号館で、マンゴーおにぎりにぶちのめされたぼくは、隣のビル2号館に移動した。

(1号館、2号館という呼び方はぼくが勝手にしている)

メキシコシティのオタクの聖地2

2号館も1階は携帯電話の店、2階から4階がアニメグッズのお店だった。

 

1.レンタルルーム形式のお店

1号館はテナントが入っていたが、2号館はレンタルルーム式のお店だった。

メキシコシティのアキバビルレンタルルーム形式

 

2.アニメグッズが売っている

レンタルルームごとにアニメ、ゲーム、漫画グッズが販売されていた。

売られている商品は、基本的には1号館と同じだったが、一部マニアックなモノも売っていた。

メキシコシティのアニメグッズ店

例えば、モーニング娘。グッズが売られていた。

超なつかしい。

メキシコシティで売っていたモー娘グッズ

なんと、でっかい初代ゲームボーイも見つけた!

ゲームボーイカラーもあった。

メキシコシティで売られていたゲームボーイ

 

2.ゲームコーナー

ビルの中には、1号館と同様にゲームコーナーもあった。

プレステ3、Xboxなどが並んでいた。

メキシコシティのオタクの聖地ゲームコーナー

こちらにも遊戯王バトルに興じるデュエリストたちがいた。

 

3.日本食フードコート

2号館にも日本食を集めたフードコートがあった。

しかし、ほとんどはラーメンっぽい中華料理と肉まんを売る中華料理屋だった。

メキシコシティのアキバビルのフードコート

「日本文化といっても、メキシコ人からしてみたら、結局は中国とほとんど変わらないんだよな…」と少し落ち込んでいると、すごいお店を発見した!

 

 

 

 

 

 

 

メキシコシティのメイドカフェ

メイドカフェだぁーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

メキシコシティのアキバビルにメイドカフェがあった!

なんと、メキシコシティのアキバビルにメイドカフェがあった!

これは入らずにはいられない!!

勇気を振り絞って、メイドカフェに入店した。

 

1.メイドカフェの店内

メイドカフェは、1つのテーブルだけの小さなスペースだった。

代わりに店の外に、共有の飲食スペースが広がっていた。

メキシコシティのオタクの聖地アキバビルのメイドカフェの店内

店内には日本のアニメグッズが飾られて、まぁまぁ日本っぽい雰囲気だった。

絵もたくさん飾られていた。

メイドカフェの店内

メイドカフェのサービスの説明には、①個人的なサービスは35分320円、②個人的な写真撮影は80円、③グループでの写真撮影は120円と書かれていた。

ぼくは個人的な写真撮影をしたので、80円をメイドさんに支払った。

メイドカフェの注意書き

 

2.スペイン語しか話せないメキシコ人のメイドさん

店内には、メキシコ人のメイドさんが1名だけいた。

ちゃんとメイドのコスプレをしていた!!

写真撮影をお願いすると、ポーズまで取ってくれた。

メキシコシティのメイドカフェのメイドさん

しかし、彼女はスペイン語しか話せないので、「おかえりなさい、ご主人さま」と言ってもらえなかった。

ショック。

メキシコシティのメイドカフェで働くメキシコ人のメイドさん

代わりにスペイン語でお喋りを楽しんだ。

彼女は8年前にゴスロリに目覚めて以来、自分でゴスロリの服を手作りしているそうだ。

なので、彼女にとったらメイド服は普段着なのだ。

ゴスロリ好きがこうじて、メイドカフェでメイドとして働くようになったらしい。

ちなみに、現在の彼女の仕事は、メイド一本である。

 

3.OPPAソーダ

とりあえず、おすすめポスターが貼られていた「OPPAソーダ」を注文してみた(180円)。

オッパイが入ったエロいソーダなのかと期待したら、ただのオレンジ味のソーダだった。

メキシコシティのメイドカフェのオッパジュース

がっかりしたが、カップにはかわいい猫の顔が描かれていた。

 

 

4.日本食メニューを眺める

せっかくだから、メイドカフェで日本食を食べてみることにした。

そしてメニューを眺めていると、謎の料理を発見した。

メキシコシティのメイドカフェの日本食メニュー

串揚げ 200円

ドラゴンボール 280円

お好み焼き 280円

 

えっ、Dragon Balls!?

メキシコシティのオタクの聖地アキバビルにあるメイドカフェには、ドラゴンボールスという謎のメニューがあった。

もしかして7個頼んだら、シェンロンが現れて願い事が叶うのだろうか?

ワクワクしちゃう!!これは注文するしかない。

さっそく、メイドさんにドラゴンボールスを注文してみた。

 

 

 

メイドカフェでDragon Ballsを注文してみた

15分くらい待つと、メイドさんの手によって、ドラゴンボールスが運ばれてきた。

メイドさんは「熱いから気を付けてね!」と言い残して、去って行った。

これがアツアツのドラゴンボールスだ!!

 

メキシコシティで見つけたドラゴンボール

レタスの上に、まん丸いモノが2個乗っている。

その上に何かしらのソースがかけらている。

2個しかないので、シェンロンは出てこない。

 

メキシコで売っていたドラゴンボール

間近でじっくりと観察すると、どうやらご飯のようだ。

ご飯を丸めて、油で揚げたのだろう。

中身が気になったので、フォークで切ってみた。

「もしかして、またマンゴージャムなのでは?」と脳裏に不安がよぎった。

 

 

 

 

メキシコシティのメイドカフェのドラゴンボール

中身はクリームチーズだった。

惜しい、そっちか!

隣りのビルのおにぎりにもクリームチーズが入っていたし、メキシコ人はクリームチーズをご飯で包むのが好きなようだ。

さっそく食べてみる。

海外の日本食ドラゴンボール

外側は油で揚げているので熱いが、中は冷たかった。

冷や飯を使っているようで、おかげでクリームチーズも冷たいままだった。

そしてソースは、普通の中濃ソースだった。

食べ終わってもぼくは悟空のように、Dragon Ballsを探し求める気持ちにはなれなかった。

残念、15点!

 

メイドさんにお別れの挨拶をして、ぼくはメイドカフェとアキバビルをあとにした。

 

 

まとめ

メキシコのオタクの聖地アキバビル2軒に行ってきた。

ビル内には、無数のアニメグッズであふれていたし、日本食料理屋やメイドカフェもあった。

メイドカフェのDoragon Ballsは不味かった。

 

【次回予告】次回はメイドカフェ体験記2

実はぼくは人生で一度もメイドカフェに入ったことがなかった。

メキシコシティで、メイドカフェデビューした。

まさか人生初のメイドカフェがメキシコシティのアキバビルだとは夢にも思わなかった。

 

しかし実はこの後、ぼくはもう一軒別のメイドカフェに行った。

一瞬でぼくはメイドカフェの虜になってしまったのだ。

そしてもう一軒のメイドカフェは、アキバビルとは全く別世界が待っていた…

次回のメイドカフェ体験記2を乞うご期待。

【追記】

2軒目のメイドカフェ体験記はこちら → 500円でニーハイメイド服美女とお喋りできるメキシコシティのHouse Maid Cafeは天国だ

 

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