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海外で見知らぬ外国人から荷物を預り隣国までの運び屋をやらされた結果

      2018/01/22





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昨日(2017年12月15日)、クロアチアの首都ザグレブで「運び屋」の仕事を頼まれた。

依頼してきたのは見ず知らずの女性で、「隣国のスロベニアまで荷物を一つ、運んでほしい」という。

まずぼくの頭をよぎったのは、「ある日本人が海外(アジア)で知らない人から荷物の輸送を頼まれて、その最中に検問にひっかかりその荷物を空けてみると中には『麻薬』が隠されていて、その罪でその日本人が一生海外の刑務所に入っている」という過去に見た本当のニュース。

中南米でも荷物の中身を偽って麻薬を人に預けて、こっそりと国境越えをさせる方法があるという。

なので、女性から話しかけられたときは「麻薬の運び屋に仕立て上げられるのでは!?」とまず思った。

そこで今回は、海外で見ず知らずの外国人から荷物の運び屋を頼まれて、その後どうなったのかをご紹介しよう。

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クロアチアの首都ザグレブのバスターミナルで、見知らぬ女性から話しかけられた

今回の話は、クロアチアの首都ザグレブから始まる。

クロアチアはヨーロッパの中央部にあり、バルカン半島に位置している。

 

なぜ、ぼくがクロアチアにいるかというと、三ヶ月間欧州ノマド生活をしているから。

参考:西ヨーロッパ8カ国を一ヶ月半旅して驚いたこと10個

 

クロアチアからスロベニア行きのバスに乗りたい

このザグレブのバスターミナルからFlixbusというバスに乗って、隣国スロベニアの首都リュブリャナへ向かおうとしていた。

ちなみにこのブログは、リュブリャナのカフェで書いている。

 

バスに乗り込もうとしたら見知らぬ女性から話しかけられた

バスに荷物を積み込み、バスに乗り込もうとしたら、見知らぬ女性から声をかけられた。

おそらくクロアチア人で、年齢は20代だと思う。

女性とぼくの会話

※実際の会話は英語です

 

女性「こんにちは、今からリュブリャナへ行きますか?」

ぼく「こんにちは、そうだよ」

 

女性「あのぉ、この荷物を運んでもらえませんか?」

ぼく「え?(突然なんだ?)」

 

女性「リュブリャナのバスターミナルに知り合いが待っているので、彼に渡してください」

ぼく「ちょっと待って(これはアジアや中南米でよく聞く、麻薬の運び屋に仕立てられるトラップでは??)」

 

女性「この紙に、彼の名前と電話番号が書いてあります。彼にこの荷物を届けたくて」

ぼく「わかったよ(ビニール袋の中身は本っぽかったのでOKしてみた。でもなぜアジア人のぼくに頼むんだろう?と不思議だった)」

 

女性「ありがとう!」

ぼく「でも、万が一渡せなかったときのために、君の連絡先を教えてくれない?」

 

女性「え、なんで?」

ぼく「いやいや、もし渡せなかったら困るじゃん」

 

女性「じゃあ、彼のメールアドレスを教えるね」

ぼく「わかったよ(なぜ女性の連絡先を教えてくれないんだ? やっぱり怪しいのか? それともナンパだと思われたのか?)」

 

女性「じゃあ、バスターミナルに彼が待っているはずだから」

ぼく「待って、その男性はどんな特徴の人なの?」

 

女性「あぁ、そうね。彼は背が高くて痩せているわ」

ぼく「わかったよ(この辺りの男性はみんな背が高くて痩せているけど)」

 

女性「じゃあ、よろしくね!」

ぼく「OK!」

 

このような流れで、ぼくは彼女からビニール袋を受け取った。

 

荷物の中身を確認してみた

勝手に中を見るのは申し訳ないと思ったが、麻薬や偽札などの違法な物が隠されていると困るので、中身を確認させてもらった。

中に入っていたのは、大学の授業で使いそうな一冊の本。

ペラペラと中身をめくってみても、中に空間があって何か隠されている訳ではなさそう。

(名探偵コナンの初期に図書館の本棚の中央に背表紙だけの本があって、その中に麻薬が隠されていてその存在に気がついた男性が館長さんにエレベータの上に突き落とされて殺された話があったよね!)

なので、とりあえず見知らぬの女性を信じてみることにした。

 

 

クロアチアとスロベニアの国境をノーチェックで突破

少し焦ったのは、クロアチアとスロベニアの国境へ来たとき。

ここではパスポートチェックと荷物検査が行われるからだ。

バスから乗客が降ろされ、すべての荷物を持った状態で検査官の前に並ばされる。

前に並んだ人を見ていると、スーツケースやカバンを開けてすべての中身を検査されている。

荷物について質問されたら、何と答えよう?

もし、ここでこのビニール袋に興味を持たれて「これは誰のだ?」と聞かれたらどうしよう。

これは、ぼくの物です」と答えれば、ここはすんなり通れるかもしれないけど、もし中から違法な物が見つかったら大きなトラブルになる。

これは、見ず知らずの女性から預かった物です」と答えれば、違法な物が見つかっても言い逃れできるけど、根掘り葉掘り質問攻めに遭うことになる。

そんなことを考えていたら、検査がぼくの番になった。

しかし心配は杞憂に終わり、ぼくは検査をノーチェックで通ることができた。

ぼく以外にも同じバスに乗っていた韓国人女性もノーチェックだったので、外国人旅行者はノーチェックで済ませているようだった。

ほっと一安心。

そして、バスに再び乗り込み、スロベニアの首都リュブリャナへ向かった。

 

 

スロベニアの首都リュブリャナのバスターミナルで、背が高い痩せた男性に荷物を渡す

ザグレブを出発してからおよそ二時間半後に、バスはリュブリャナに到着した。

バスターミナルに着いたのでバスを降りると、男性がぼくに向かって手を降っているのが見えた。

背が高くて痩せている男性と出会う

さっそく、その男性の方へ向かってみる。

近づいてみると、彼は身長が190cmを超えていそうなくらい背が高くて、そして痩せていた。

たしかに「彼の特徴は?」と聞かれたら、「背が高くて痩せている」と答えたくなるだろう。

彼の年齢は、クロアチアで話した女性と同年代に見える。

彼はかんたんに自己紹介してくれて、「荷物を受け取りに来た」といった。

彼の名前が事前に聞いていた男性の名前と一致したので、彼が受け取り人だと判明した。

そこで、運んできた荷物を見せて、「これで合ってる?」と聞くと「そう、それそれ!」という。

荷物を彼に渡すと「助かったよ、ありがとう。じゃあね!」といわれ、ぼくたちは分かれた。

これで今回の運び屋としての仕事は無事完了。

 

 

なぜ、運び屋をぼくに依頼したのか?

ここからは今回のエピソードについて、補足の説明と考察。

ぼくが疑問に思ったのは、なぜ彼女はぼくに運び屋を依頼したのか。

1.バルカン半島ではバスの運転手や乗客に荷物を運んでもらうことがよくあるらしい

Twitterで情報を教えてもらったのだが、バルカン半島ではバスの運転手や乗客に荷物を運んでもらうことがよくあるらしい。

 

ぼくが住んでいた中米パナマでも、知り合いのバスの運転手や友人に荷物を運んでもらうことはたまに使われていた。

例えば、町に住んでいる親戚が家庭用ガスタンクを遠くの田舎に住んでいる家族へ送りたいときには、バスの運転手に少額を支払って運んでもらう。

ただし、パナマの場合には頼む相手は顔見知りで少額のお金を支払うのが通常で、見知らぬ人に頼むことは絶対にない。

そんなことをしたら、盗まれる危険性がめちゃくちゃ高いからだ。

そして、中南米では知らない人から荷物を預かることは、中に麻薬や偽札が入っている危険性があるので、絶対にしてはいけないことだといわれていた。

なので、この情報を知ったときに「バルカン半島は平和なんだなぁ〜」と驚いた。

 

2.では、なぜアジア人のぼくを選んだのか?

ただ、まだ疑問は残る。

荷物を運んでもらうなら、ぼく以外の乗客でも良かったはずだ。

ぼく以外にもバスに乗ろうとしていた人は、地元民や外国人旅行者などたくさんいた。

わざわざ、アジア人のぼくに頼んだ理由はなんだろう?

考えられる理由はこんな感じ。

・たまたま話しかけやすい場所やタイミングに、ぼくがいた。

・外国人旅行者の方が安全に運んでくれそうだから。

・外国人旅行者なら荷物検査がノーチェックだから。

・ぼくが悪いことをしなそうな人相だから(ヨーロッパでは道を聞かれたり、カメラのシャッターを押すのを頼まれることが多い)。

・別に誰でも良かった。

今となっては正解はわからないけど、けっこう気になる。

 

 

運び屋をするリスクとメリット

今回の運び屋体験はなんの問題もなく終わったけど、リスクもある。

運び屋をするリスク

もし、その荷物に麻薬や偽札などの違法な物が入っていたら、ぼくは逮捕されていたかもしれない。

説明すれば罪は免れられるかもしれないけど、時間を取られたり面倒くさいことになる。

それに問答無用で罪に問われるリスクもあり、実際に過去には海外で日本人が「運び屋の疑い」で逮捕されて刑務所に入っていた事件もある。

・参考:メルボルン事件ウィキペディア

・参考:冤罪という犯罪

 

こちらはフィリピンで預かった荷物に麻薬が入っていて「麻薬の運び屋」の罪に問われ、死刑囚になった日本人が書いた本。

檻の中の闇―フィリピンで死刑囚になった日本人の獄中記

 

運び屋をするメリット

それに対して運び屋をするメリットは、運んであげた人から「ありがとう」といわれることくらい。

このリスクとメリットを天秤にかけたときに、あなただったらどう判断するだろうか?

ちなみに、もしぼくがこの運び屋の依頼を断ったとしても、他にもたくさんバスの乗客がいたので、彼女は別の人に頼むことができるので別に困らなかっただろう。

 

結論:まねしちゃダメ!

海外で運び屋をするのは、メリットよりもリスクの方が何十倍も大きい。

なので、海外で見ず知らずの人から荷物を預かって、それを別の国や別の地域まで運ぶのはおすすめしない!

 

 

臨場感たっぷりの動画版もご覧ください

今回はエピソードは動画にして、YouTubeにもアップした。

動画の方が臨場感があるので、ぜひ見てみてください。

 

【追記】海外旅行したい人、海外で働きたい人におすすめの記事

海外旅行する前にクレジットカードを作ろう

海外旅行をしたい人は、日本にいるうちにクレジットカードを作ろう。

なぜかというと、クレジットカードを持っていれば、海外でも日本の口座のお金を自由に使えて便利だからだ。

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もちろん、ぼくも三枚のクレジットカードを海外で使っていて、めちゃくちゃ便利で安全な買い物ができている。

こちらの記事でおすすめのクレジットカード5種類を紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 海外旅行におすすめなクレジットカード5選!保険が付帯するので世界一周する人や学生向け

 

海外で働きたい人は、転職サイトに登録しよう

ぼくは海外でコンサルタントとして働いている。

海外で働きたい人は、転職サイトに登録して「海外と関われる仕事」を探してみよう。

例えば、日系企業の駐在員として海外で働いたり、外資系の社員として海外で働くことだってできる。

ただし、これらの求人情報は非公開求人なので、転職サイトに無料登録しないと見ることができない。

ぼくも実際に転職サイトに登録して、その手順をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 転職して海外で働きたい人はリクルートエージェントに登録して求人情報をみよう

 

 

 

 

 

まとめ

今回は、海外で見ず知らずの外国人から運び屋をやらされた結果をご紹介した。

面白い経験にはなったし二人から感謝されたので良かったけど、運び屋をするのはリスクがある。

なので、ぼくは海外で見知らぬ人の荷物を運ぶことをおすすめしません。

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宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■トラベルフォトグラファー

→ 詳しいプロフィールはこちら

【フリーランス向け有料マガジン】

■ フリーランス向けマガジン Freelance Diary

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺や野菜ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数
・地方自治体との地方創生プロジェクト

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

世界中の写真をInstagramにアップしています。

→ @jiburicom

ウェブメディアFINDRESでトラベルフォトグラファーとして「世界の都市をパチリ」を連載。

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