アフリカについて勉強したい人向け参考書!ケニアに来る前に読んだアフリカ関連の本&電子書籍まとめ
2017/01/24
今、ぼくは東アフリカのケニア共和国にいる。
ケニアに来てまだ十日しか経っていないが、とても居心地がよく気に入っている。
このまま9月まで仕事をする予定だ。
初めてアフリカ大陸に来るにあたり何冊かアフリカやケニア関係の本と電子書籍を読んだ。
本を読むと他人の経験や情報を手に入れることができるので、特に新しい場所へ行く場合や新しいことに挑戦する場合にはおすすめだ。
そこで今回は、ぼくが読んだアフリカ関連の本をご紹介しよう。
スポンサーリンク
アフリカ関連の本&電子書籍
ぼくが読んだアフリカ関連の本は6冊。
1.ケニアを知るための55章
まずは、「○○を知るための○○章」シリーズを読んだ。
これは世界中のひとつの国について詳しく書かれた本で、世界各国のバージョンが売られている。
青年海外協力隊として赴任したパナマでも、パナマについての本を読んでパナマの勉強をした。
実はパナマの本には食べ物に関して間違った情報を書かれていたので、本の情報をすべて鵜呑みにはしてはいけないと学んだ。
本に書かれたことを参考にしながら、自分で体験や情報を得ないといけない。
ケニア版は主にケニアの政治について詳しく書かれている。
汚職や政治的問題を抱えながらケニアは発展したようだ。
2.日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る: なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?
次は住友科学の「オリセットネット」という蚊帳をアフリカに普及したときの実話が基になった本。
オリセットネットについては下のリンクを見てほしい。
ポリエチレンにピレスロイドという防虫剤を練りこみ、薬剤を徐々に表面に染み出させる技術「コントロール・リリース」。もともとは工場の虫除けの網戸として使われていた技術ですが、住友化学は、これをマラリアに苦しむ人々のために役立てられないかと考え、研究開発を積み重ねた結果、防虫剤処理蚊帳「オリセット®ネット」を開発しました。2001年には世界保健機関(WHO)から世界で初めて長期残効型蚊帳としての効果が認められ、使用が推奨されています。現在、国連児童基金(UNICEF)などの国際機関を通じて、80以上の国々に供給されています。
また、WHOなどが中心となりマラリア撲滅を目標に展開している「ロール・バック・マラリアキャンペーン」にも協力しています。
引用元:住友科学オリセットネット
実は青年海外協力隊は使用体験談を提供する代わりに、住友科学からオリセットネットの無償提供を受けている。
ぼくもこの蚊帳をパナマへ持って行った。
この本には青年海外協力隊に身近なこの蚊帳がどのように誕生し、そしてアフリカでどのように販売網を広げていったのかが詳しく書かれている。
アフリカビジネスのロールモデルになるストーリーだと感じた。
読みやすい本なので途上国向けビジネス(BOPビジネス)に興味がある人におすすめしたい。
3.世界へはみ出す
世界へはみ出す (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
25歳でアフリカに渡り、ビジネスを成功させた金城さんの本。
韓国に留学していた時に中古車販売を始めたことが、アフリカでビジネスをすることになったきっかけだそう。
高学歴や特別なスキルがあったわけではないのに、アフリカ諸国でビジネスを大きく展開させていて凄い!
途上国で仕事をしたい学生に勇気を与えてくれる本。
4.アフリカ―資本主義最後のフロンティア
アフリカの現状についてNHKが取材を行って作った本。
アフリカ大陸の北から南までを移動しなら取材して回ったそう。
各地で現地人に取材を行ったからこその臨場感とリアルさがとても面白い。
2011年に出版された本なので、5年経った2016年にはすでに状況は変わっているだろうが、その違いを探すのも楽しみ。
5.OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語
ケニア・ナッツ・カンパニーの佐藤さんが書かれた本。
佐藤さんの生い立ちの話からケニアでナッツ会社を立ち上げ、そしてそれを手放すまでが書かれている。
自分で会社を立ち上げておいて、それをケニア人に受け継いでいるのに驚いた。
先日、在ケニア大使の送別会でお姿を拝見できて嬉しかったので、次にお会いする時にはぜひお話をさせて頂きたい。
6.歩き続ければ、大丈夫。—アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙
歩き続ければ、大丈夫。—アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙
これもケニア・ナッツ・カンパニーの佐藤さんが書かれた本。
内容はOUT OF AFRICAと被る部分が多いが、こちらはより若者へのメッセージ性が強い本だ。
進路に悩んだ大学生や20代の会社員に刺さる本だと思う。
ぼくはこの本を読んでアフリカに興味を持った。
参考:「あなたが買った本は、あなたの心を映す鏡」2015年1月から3月に読んだ15冊の電子図書
まとめ
アフリカについて勉強するために6冊の本を読んだ。
先入観を持つことは良くないかもしれないが、あらかじめ情報を得ておくとその土地に馴染みやすくなるので、海外に行く前にはその国についての本を読むのがおすすめだ。
他にもアフリカ関連の本や電子書籍でおすすめの本があれば、ぜひ教えてください!
関連記事
世界を旅しながら働こう!新卒で海外フリーランサーとして働くために参考にした17冊の電子図書
「あなたが買った本は、あなたの心を映す鏡」2015年1月から3月に読んだ15冊の電子図書
【ご報告】来週から東アフリカのケニア共和国で半年間働き、その後はアジアと中南米で働きます。
宮﨑大輔の本棚!Kindleで読めるおすすめの電子書籍を紹介!
ジャイカボランティアの参考書!青年海外協力隊が2014年にKindleで読んだ19冊の電子書籍
YouTubeを始めました!
海外ノマド生活の様子や役立つ情報を、YouTubeにアップしています。
ぜひチャンネル登録してください!
インドの粉かけ祭ホーリーに参加するとこうなる!
合わせて読むと役立つ関連コンテンツ
SNSでシェアしてもらえると、すごくうれしいです!
FacebookやTwitterでご友人にシェアしてもらえると、ブログ更新の励みになります!
\\\\٩( ‘ω’ )و ////
この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします
いいね、ありがとうございます。
フォロワー8,000人のTwitterを見てください→
Follow @JIBURl宮﨑大輔の紹介
宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki
【職業】
【ブログに書けない情報はnoteで】
■ フリーランス向けマガジン Freelance Diary
【農業経歴】
1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる
2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する
2013年 信州大学大学院で農学修士号取得
2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援
2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺や野菜ビジネスのコンサルティング中
・テレビ出演(TBSあさチャン)
・週刊誌監修(女性セブン)
・書籍の監修多数
【トラベルフォトグラファー経歴】
2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める
2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影
2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う
2017年11月〜2018年1月 現在は西ヨーロッパで撮影中です
世界中の写真をInstagramにアップしています。